今『超訳』が面白い！！☆

最近、作家さんたちが自分の大好きな『歴史』や『文学』などを

解りやすくその作家さん目線で書かれている本を何冊か目にします

その中でも今日はemyがお勧めする２冊の本をご紹介しましょう

まず１冊目は・・

『超訳 古事記』／鎌田東二著

この本は非常に読むのが難解な『古事記』の上巻（かみつまき）を

口語を使って大変解りやすく書かれています

この本の素晴らしい所は本来の『古事記』のテイストを崩す事無く、

リズム・語り部をふんだんに盛り込み

日本の神々のファンタジーを肌で感じながら読める所・・

この本を読むと『日本の神様』がもっと身近で好きになるに違いありません

emyも今まで何冊が現代訳の『古事記』に目を通していましたけれど

この『超訳 古事記』が一番面白いと思いました

『古事記は難して解りにくい』と思われている方は

是非、手にとって読んでみてください

次の２冊目は・・

『超訳 ニーチェの言葉』／ 白取春彦著

ニーチェは19世紀末を奮闘したドイツの哲学者

名前は良く耳にされていると思います。

しかし『哲学』を解読するのはやはり難しい所がありなかなか手が出ない分野

そんな『哲学』を現代風に解りやすく訳し、本来の『ニーチェ』が言わんとしていた

『人間の本質』についての彼の言葉を

『現代の教訓』の様な形で上手く蘇らせています

人間、悩んでいたり落ち込んでいる時に『第三者の声』を

聴く事によって目の前がぱっと明るくなる事があります

ちょうど先日、emyのお気に入りテレビ番組でもこの『ニーチェの言葉』を特集していましたけれど

その中で面白い言葉を２つ抜粋したいと思います

～退屈しているアナタへ捧げるニーチェの言葉～

物でれ人であれ、退屈するのは
自分自身の成長が止まっている証拠だ。

～この言葉の意味～

人が『飽きる』のは
物や人に飽きているのではなく
自分自身に飽きているのだ。

一度手に入れたものが
心の中で変化しないから、飽きる。

自分自身が成長し常に変わる事ができれば
飽きることはないのだ。


～恋人の愛情が薄いと思っているアナタへ捧げるニーチェの言葉～

最大のうぬぼれとは何か？
愛されたいという欲求だ。

～この言葉の意味～

男と女はどちらも
自分の方がもっと愛されなくてはならないと思っている。

それは結局、
自分の方が相手より優れているから
より愛される価値があるという
うぬぼれに浸っているのだ。

最近、何となく自分の人生の方向性に不安や疑いが生じている時
この本には沢山のヒントが隠されていると思いますよ