今だかつて観た事のない映画＊

この「フェニーチェ・極楽手帳」を立ち上げて早、5ヶ月が経ちました
ありがたい事に書籍化のお話を頂いて、執筆活動も頑張っている今日この頃・・・先月、東京出張の時A出版山川編集長＆担当希ちゃんと打ち合わせをして今週に入りやっとモーレツに書き出しましたなので、何時もの「ポジひき（ポジティブ・ひきこもり）」状態
そして昨日は気分転換の為書き出して3日目早すぎるだろ（笑）大学時代からの不良友達ぴーすけと、なんばパークスへ映画を観に行きましたなんばパークスシネマは最近のお気に入りスポットで、何かと足を運んでいます
今回チョイスした映画は「パンズ・ラビリンス」メキシコ・スペイン合作の映画です。
内容は1944年、スペイン内戦下の中でおとぎばなし大好き少女、「オフェリア」の運命を描いた物語なのですが・・・見終わった後、しばらく悶絶して言葉が出ない衝撃でした
今まで映画オタクと呼ばれる位世界各国津々浦々の映画を観て来ましたが、ここまで印象に残る衝撃的な映画は初めてとーぜん、今年観た中ではmyNO.1です
大体、ラテン語のファンタジー映画って・・・ありえんテリー・ギリアム風（最近、彼が撮った映画は「ブラザーズ・グリム」）かと勝手に想像して行くと思いっきりやられます　この「パンズ・ラビリンス」は恐ろしい位、最初から最後まで「無駄」なシーンはありません。権力に翻弄されている男の姿、弱い女性の立場、巻き込まれる少女の苦悩・・・現実の「戦争」と非現実の「ファンタジー」が入り組んでいますオフェリアの前に現れるパン（牧神）も何とも恐ろしい事２時間弱の映画なのに、メッセージ性がダイレクトに伝わり悶絶してしまった訳です　メキシコって、昔から「生きる」事に対して凄い映画を撮り続けてる国だけど、「ファンタジー」のカテゴリーでこのアプローチは無いでしょこれから観に行かれる方がいらっしゃるかもしれないので、あまり内容は細かく書けませんがこれだけは言える、マザーグースの原作が残酷の様に、ファンタジーはポジティブにもネガティブにも変化します以前、韓国映画の「グエムル・漢江の怪物」を観た時、単なる怪獣映画と思いきやモーレツ世相批判映画で面白かったのですが、「パンズ・ラビリンス」は笑えません。笑えない所か深く考えさせらます。　良く映画をヒットさせる謳い文句に「各国で大絶賛！！」とか「アカデミー賞３部門受賞」「全米NO.1ヒット」・・・etcがありますが、あまりこの言葉って信用出来ないんだけど、この映画も実際アカデミー賞も取っているし恐ろしい位世界中で衝撃と注目を浴びていますが、これは納得一般的なお勧めは出来ないけど、ちょっとディープ・インパクトを受けたい方にはお勧め・・・かなでも、イタイ系の苦手な方はかなり気合いを入れてください私もイタイ系の映画は苦手なので、そこん所は辛かった
映画って好みが結構ハッキリ出るので人にお勧めするのは難しいのですが、ちょっと非日常を味わいたい時はEMYに聴いて下さい（笑）コアな作品ならなんぼでも知ってますでも、「ドリーム・ガールズ」の様な根っからのエンター・テイメント映画も好きですけどね

映画を見終わった後、グルグルと色んな思考が渦巻いてフラフラ状態だったので、ファンタジー繋がりでハロウィン展～布の彫刻～を見に行きました。場所は以前写真展でもお世話になったアーバンリサーチ南船場店
奈良出身で東京中心に活動されている衣田雅幸（キヌタマサユキ）氏が作り出す、布のオブジェは何とも愛らしくまた儚げ・・・　ご本人を目の前に「さっき、すんごい映画を観たんですよ～」と思わず口火をきってしまいました（笑）
衣田氏の作品はこちらから
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http://www.kinutamasayuki.com/

今回アップしている写真はちょっと早めに頂いたBirthDay・プレゼントです
東京の友人兎紗ちゃんが作ってくれたかわいいビーズの時計＆ネコのリングラブリ～～
そして超～～デドックス効果のあるハーブティー・アルゼンチン産の「カチャマテ茶」兎紗ちゃんこれマジやばい位効きます～～ありがと
後、さすがぴーすけセレクト「鯉のお皿」も～大切にします
右上にはぶっといカーン君の足下付きで・・・（笑）
出版は来年ですが、読んでて元気になる様な本を頑張って書きますね
待っててね～～希ちゃん