都七幅神巡り・・☆

今年の元旦も玄関の床の間には『KOI掛け軸』＆『美生流』の流儀華の松を飾りました

年末にブログで『2013年のお正月は動くと吉』と

掲げましたけれど、それに付随するかのように

今年の元旦は思いっきり動きました・笑

それも京都らしい元旦の過ごし方・・

それは室町時代から続く京洛の民間信仰でもある

都七福神巡り！

元々、インド＆中国で誕生した神々が日本に渡ってから

神仏習合の流れと『福をもたらす七柱の神』として

室町時代から現代に至まで根強い人気の七福神様方・・

どうやらその七福神も京都が発祥らしく

京洛には沢山の七福神の神々を奉った神社仏閣が鎮座されます

なので

『都七福神』『京都七福神』『丹波七福神』

など様々な種類の巡り方があるのですが、

今年の元旦はその中でも代表的な

都七福神巡り

から始めてみました

順番は決まっていないようなので、混みそうな所から順々にまわって行きます

初日の出を拝んだ後、おせちを頂いて

朝9時頃から出発しましたけれど、

まだ午前中の京都は道路も神社仏閣も混んでいません・・

京都の皆さんは初詣に『除夜の鐘』をつきに

行かれる方が多いので午前中、家で過ごされている方々が多いんだと思います

��周りがお寺だらけなので鐘をつきに行くのも解ります・笑）

まず向かったのが祇園の真っ直中に鎮座する

えびす神社のえべっさん

鳥居の中心にあるえべっさんの『熊手鳥居』ここでお賽銭を投げて入ればラッキー

三が日に『七福神巡り』をすると、

其の時にしかもらえない特別な品々が用意されているのですが

emyの目的はやはり

元旦に七福神の御朱印を書いて頂く事

中には大きな額に『七福神』の御朱印が

まとめて入った物を書いて頂く方もいらっしゃるので

社務所の横には必ずその額を乾かすドライアーが置かれています・笑

emyは普通に御朱印帳に書いて頂きました

『えびす神社』の次は

平家ゆかりの

六波羅蜜寺の弁天様

本堂の前に立座される十一面観音像

『えびす神社』『六波羅蜜寺』の御朱印

順調な滑り出しで次に向かったのは七福神巡りの中でも

一番遠くに鎮座する

萬福寺のほていさん

支那寺の『萬福寺』はお正月の飾り付けも中国風・・
『双頭蓮』を撮影したemyの中でも特にお気に入りのお寺です

黄金に輝くほていさんが有名っですけれど、個人的にそのほていさんの後に鎮座されるいだてん様の勇敢なお姿にうっとり見惚れてしまいます・・

いだてん様にうっとりした後、次に向かったのは

東寺の毘沙門天

『東寺』と言えば、あの弘法大師が考案した

『立体曼荼羅』の講堂や

素晴らしい『薬師如来』『日光菩薩』『月光菩薩』の金堂

そして新幹線からも見える五重塔など

見所満載のお寺・・

ここでは七福神巡りを忘れて

天才空海の曼荼羅＆密教の世界に酔いしれます・・

こんな凄いものを身近に見る環境に置かれている事に感謝・・

広大な敷地の中にひっそりと佇む毘沙門堂

『萬福寺』『東寺』の御朱印

午前中にあっと言う間に４つ制覇！順調な滑り出しです

そして東寺の次は寺町通りに鎮座する

行願寺の寿老神

ここからは健康・長寿の神々へと続きます

『行願寺』と同じ並びに『下御霊神社』も鎮座されています

京都御所南側の寺町通りは

色んな老舗が軒を連ねているので、お散歩コースとしても楽しめますね

次は思いっきり東に移動して

赤山禅院の福禄寿

赤山禅院の本堂に飾られている額バージョンの七福神御朱印

七福神と一緒に都七福神巡りの神社名『のぼり』が置かれていました

力強い『行願寺』『赤山禅院』の御朱印

ここまで来ると大体時間は3時を過ぎた頃・・

残すはこの『赤山禅院』の近くに鎮座する

妙円寺の大黒さま

『松ヶ崎大黒天』の名称でも親しまれている妙円寺

こちらが最後の『大黒天』様の御朱印

こんな感じで参拝が終わってみると

～えべっさんに始まり大黒さまで終わる～

どちらも大国主命が奉られている

神社仏閣なんですね・笑

やっぱり出雲の神々がemyの主流だな・・って改めて思いました・笑

一気にご紹介した『都七福神巡り』は

如何でしたでしょうか？

これで皆様にも七福神さまたちのご加護が

届きますように・・