愛宕山・千日詣で（前半）☆

7月31日（土）に、『京都愛宕山千日詣で』に行っていました

京都の友人から

「毎年、7月31日に愛宕山へ参拝に行くと1000回分のご利益があるんだよ～！
今年、ちょうど土曜日だから行って見る？」

と誘われました

それを聞いて私は京都のお店や民家の台所で良く目にする

『愛宕大神のお札』

も欲しかったのでこの機会に頑張って登ってみようと思いました

まず大宮から嵐電（らんでん）で嵐山へ向かいます

終点・嵐山の駅では既に『千日詣で』のお祭り状態です

生ビールがめっちゃ美味しそうでしたけれどそこはぐっと我慢して

バスで更に清滝へ向かいます

清滝のバスターミナルは既に千日詣でを終えた人々とこれから登山する人とでごったがえしていました

私は今まで知らなかったのですが『千日詣で』に足を運ばれる

方々がどれだけ多いのか・・

京都は知れば知る程、じもぴーが愛する行事が沢山ある事に気付かされます

愛宕山の登山道へ向かっている途中、橋の脇には灯籠が置かれています

登山道入り口の提灯・・ここからスタートです

子供の頃、emyパパに連れられて良く六甲山へ登っていたので登山には大丈夫であろうと

過信しておりましたが・・

それはめっちゃあまっかった！！

愛宕山の登山道はず～～～っと登り・・

しかも急な斜面・・

こんなに苦しい登山は始めてでした

山形県の出羽三山・羽黒山も対外険しい山道でしたけれど、それが何倍も続いている感じ・・

登っても登っても急な斜面は変わらず・・

汗が吹き出ます

そんな苦しくても頑張れるのは

路行く人々がお互い励ます言葉・・

登って行く人は下って行く人に向かって

「おくだりやす」

下って行く人は登って行く人に向かって

「おのぼりやす」

と声をかけます。

中には元気な子供たちが

「がんばってください！」

とか

「おきばりやす！（京都弁の頑張って）！」

と声をかけながら励まし合うんですね

この険しい道のりをみんなが檄を飛ばしながらひたすら頂上に向かって

登って行きます

全身から吹き出る汗は想像を遥かに超え、ご利益を頂きに行くと言うよりも

今までの『厄』を汗で流し落とすと言う感じ・・

山道の脇には目印があって

『3/40』

と書かれています。

頂上達成は『40/40』

この数字を見ながらまだまだ先が遠い事に目がくらみます・・

まだ『15/40』時点でこの苦しさ・・いくら汗を拭っても追い付きませんでも絶対に登りきってやる～！！と気力は十分（笑）



当初の予定では約2時間で頂上に到着する予定でしたけれど、

ゆっくりと休憩しながら言ったので3時間かかってしまいました

『20/40』まで行くと気温もぐっと下がって

心地よい冷たい風が吹き付けます・・

こんな険しい山道をお子さんを背負って頑張っているお父さんたちの姿を良く目にしました

『３歳までにこの参拝をすると一生火難に遭わない』

と言う言い伝えがあるそうです

汗を拭いながら我が子の為に必死に登って行く父親の姿がどれだけまぶしかったか・・

��．と言うよりこの登山に望んでいる全員はほんと、

『まじめに真剣に生きている』

感じがします

それほど、中途半端な気持ちでは行けない厳しい参拝なんですね

（如何に日頃の生活が不摂生なのか再確認しました）

そしてやっと『37/40』で頂上が近づいてきて・・

やった～！！ゴールの提灯です

この提灯をくぐった瞬間、最後の試練・・階段が待ち受けていました（笑）

next tomorrow・・