若干しのぎやすくなりつつもまだまだ残暑が厳しい関西です
それにしても年々暑くなっている様な・・
恐ろしい事になっていますよね
秋になっていきなり夏の疲れが出ない様に冷たい物を飲み過ぎず
ネバネバ系(山芋・オクラ・納豆・ツルムラサキ・・etc)をなるべく摂取して
秋に備えたいと思う今日この頃です
さて、今日は8月最後の日と言う事で子供の頃を思い出し
『読書感想文』
子供の頃はほんとに『読書の虫』
中学に入ると三島由紀夫や太宰治・坂口安吾の様なちょっと『デカダンス(芸術至上主義)』の作品に走り
高校生になるともっとそれが加速して寺山修司の文学と映像の世界にどっぷりハマった
『元祖・オタクギャル』でございます
その後も『心理学』に関する書物を徹底的に読んだり
『白州正子』の審美眼に酔いしれたり・・と
どれだけ数多くの活字に触れて来たのか解りません
それがここ数年、めっきり本を読む時間を作らなくなって
一年に1冊読むか読まないかまで落ち込んでいたのですが、この数ヶ月はちょっと
『読書の虫』
忙しい事にかまけると一行に進まないので思いきって
「今日の3時間でこの本を読む!」
と決めて読んだ感じ(笑)
今回はその中で4冊の本の『プチ感想』を書きたいと思います
『1Q84』/ 村上春樹著
『BOOK1』の冒頭からガツンっとやられます。
まるで『ダビンチ・コード』の様に様々な『暗号』が隠されていて村上氏の凄い所は全て『答え』が無い所・・読み手によってそれは『恋愛』『啓示』『推理』と各自の捉え方でこの小説は色んなジャンルに化けて思いを抱かせると思います。私の印象は『現代の古事記』・・神話の中に真実か隠されている・・て感じでした。いや~久しぶりに脳の中をぐるんぐるんとかき回された一冊です。
『さきがけ』『空気さなぎ』『リトルピープル』『ねこのまち』・・こんなキーワードが出てくる村上氏の頭脳ってどーなっているんだろう・・(笑)
『前世への冒険』/森下典子著
この本は鑑定のお客様からのご推薦で『その本を読むタイミング』って意味があるんだな~・・と思いました。
たまたまこの本を読んだ時、やたら『前世』にまつわる話題が出ていて出雲旅行の前でしたし、めっちゃオンタイムな感じ(笑)
全く『スピリチュアル』を信じない作者が京都で『前世が見える』と言う女性のルポをきっかけに
半信半疑になりながらも『前世の自分』を検証しに旅に出る・・と言う内容。
最初、あまりに信じていない様にリアリティーがあって面白かった。それにしてもこの京都在中の『前世が見える女性』・・過ごすぎます。
これは単なる『前世を探す』話では無く作者自身が『自分の探しの旅』にハマって行く過程を一緒にシンクロして考えさせられる一冊でした。
この本をご推薦して頂いたHさん、ありがとうございました
『女の賞味期限』/カータン著
も~『ドハデな表紙』と内容がシンクロし過ぎ!(笑)
カータンの素晴らしい所は何の飾り気も無く『本音』が書ける素直な人です。
これ・・電車とか公共の場では読めませんね・・何度大爆笑してニャンズに驚かれたか・・。
emyもちょこっと出て来ますけれど、改めてその時の事を思い出してしまいました。
まるでカータンがあの独特な喋り方でず~~っと語ってくれている様な錯覚に陥りましたね~。
ほんまにユーモア溢れた最高の女性です。カータン、読んだで(笑)
『怖いこわい京都』/入江敦彦著
京都生まれ・京都育ちの作者が書いた『あなたの知らない京都ガイドブック』って感じです。
あまりに主観的に書かれていて「こんなんやったら実際に観に行かなわからん!」と思いつつ、京都へ出向く時は手にもってポイントの場所の確認しに行きたくなります(笑)
千年の都は奥が深いけど『京都のいけず気質』はこの本に既に出ています。
でも、京都へご旅行の際はこの本も持って行かれると数倍旅行が楽しめる事は間違いありません。
明日は『東京対面鑑定』の受付記事をアップします