ドラゴン求めて三千里・Vol.5 五本爪の龍☆

龍にも爪の数があって

日本は３本爪

韓国は４本爪

中国は５本爪

の龍だそうです

中国から大陸を渡って龍が日本に上陸すると共に爪の数も減ったと考えられますが、中国内でも３・４・５と３種類の龍が居ました

どうやら中国内での龍の爪の数は階級を現している様で

王族や貴族が使えるのが最高位の５本爪

お寺などに使えるのが４本爪

一般庶民は３本爪

となっていました。

・・と言う事は最高位の５本爪は中国に行かないと見られない・・

そして今回、５本爪の龍に会いに行きました

爪の数関係なく、上海に行くとあちらこちらで良く龍を目にします。

屋根にはほとんど龍が居る！まるでしゃちほこ（笑）



爪の数は解らない～～！



見事に龍だらけ！！



そして上海市内では５本爪の龍に会えなかったんですよ～

やっぱりこの有名な龍も３本爪



それでは何処へ行けば５本爪に龍に会えるのか・・

当初、行く予定にしていなかった水の都、蘇州に行けば、５本爪の龍に会えると思い（何か心の中もざわざわしていたし・・）

いざ、蘇州へGO～～！！

水郷の街・蘇州



蘇州は世界遺産に登録されてい留園（リュウエン）など中国四大名園のある場所です

前回のブログでアップした様に庭園には溢れんばかりの蓮の花があってアンティークの家具から目を見張る様な芸術品が
「こんな無防備に置いてて良いの～～」

とこっちが心配になる位、宝物が溢れていました・・

翡翠を削って造られた置物



この獅子ちゃん、手をかざしたらビリビリパワー炸裂だった



ほ・・欲しいものが目白押しだったな～

めっちゃ不思議なのが、中国の方々ってけっこう性格が大胆でおおざっぱなんだけど

調度品の彫刻や刺繍，真珠やお米にもこまか～い絵や文字が書いてあって・・

何でこんなにギャップがあるんでしょ～ね～・・

今では希少価値の高い黒檀の家具だらけです！

頭には終始「ラストエンペラー」の曲が流れておりました

そして～～やはり蘇州にはいました！５本爪の龍が！！

５本爪の龍が居た寒山寺



お寺なのに５本爪の龍が居たのでよっぽど品格の高いお寺なんでしょうね・・

実は５本爪の龍は写真に撮っていないんですよ～・・

撮れなかった・・

何故か撮ってはいけない様な気がしたんですね・・

なので言葉で説明すると・・

思わず絶句したのですが、

観音様の両端に下は鯉（なんと！！）の上に５本爪の龍のでっか～～い刺繍がありました。

その鯉を見た時に、ここ数年私が鯉の写真を撮り続けている理由が解った気がしました。

きっと私は何かしら龍神さんと縁があるんですね（笑）

そんな摩訶不思議な気持ちになりながら、今回の上海旅行は終わりをつげました

これはまだスタートに立ったばかりです。

きっと今後、もっと龍について東洋的・西洋的に追求して行くと思いますね～

サイ・チェン