さよならハッシー

関西に戻って自宅の留守番電話の伝言にイギリスの友人NORIKOからメッセージが入っていました。
それは12月1日に愛ネコのハッシーが天国に旅立ったメッセージ・・・。
私は等々来る時が来たと思いました。
しかし、我が家の狛ネコ達のお迎えと鑑定が入っていたので、こみ上げてくる悲しみを抑えました。
ハッシーは私がイギリス在中にNORIKO達とフラットで飼っていたネコでした。
私がイギリスに行く一年前、ハッシーはNORIKOと出会いました。
ある日、動物愛護協会が段ボールに２匹のかわいい子猫を連れてやってきました。
「この子達はこのままだと１週間後に処分されます」
こんな事を聞いてNORIKOはほっておける訳がありません。
そのまま２匹とも引き取りました。
キジトラの♀ネコがエル、♂ネコがハッシーでした。
私がイギリスから日本へ帰る時、ハッシーは怒って私のスーツケースの上でほっぺたをパンパンに膨らましていました。
帰国後、今まで４回程イギリスへ行きましたが、必ずハッシーに会いに行きました。
ハッシーは何時も覚えていてくれて、彼の大好きな「かつおぶし」を食べさせてあげました。
月に数回、NORIKOと電話で喋っている時、後ろで必ずハッシーは「にゃ～～～」と低い声でご挨拶してくれました。
鑑定が終わった後、直ぐにイギリスのNORIKOに電話をかけました。
ハッシーはNORIKOの腕の中で静かに息をひきとったそうです。
昨日千葉商科大学の講演で、大学生の前でイギリスの写真を観て頂きながら最後の写真は今回アップさせているハッシーの写真でした。
その時「まだ18歳で生きてます」と言ったばかりでした。
その模様をNORIKOに伝えると
「ハッシーが沢山の学生さんに観てもらえたなんて・・・嬉しい」と言いました。
私も長きに渡り、ハッシーと関わっていたので、今日は追悼の意を込めてハッシーの事を書かせて頂きました。
何時間、涙が止まらないで出続けているのでしょう（苦）

さよなら、ハッシー

みんなに愛されたかわいいニャンコでした